女優チョ・スミン、ドラマ「結婚してYOU」を振り返り結婚観を語る
韓国ドラマ『結婚してYOU』に主演したチョ・スミンが、作品を通じて得た結婚観や自身の思いについて語った。ドラマの終了後、インタビューに応じた彼女は、作品への思いとキャラクターへの共感、結婚に対する考え方の変化について率直に語った。
ドラマ『結婚してYOU』とキャラクターへの思い
『結婚してYOU』は結婚を拒む7級公務員ジョン・ハナ(チョ・スミン)と、結婚を夢見る島出身の男性ボン・チョルヒ(イ・イギョン)が織りなすコメディドラマ。ジョン・ハナは、上司の命令でボン・チョルヒの結婚を成功させるというミッションを課され、予想外の展開を迎える。チョ・スミンは、ハナが経験する感情の変化や成長を繊細に演じ、視聴者から高く評価された。
彼女は「ハナは過去の傷から結婚を拒む姿勢を持っていたが、チョルヒとの出会いを通じて考え方が変わり、結婚に対して前向きになる姿が描かれた」と語り、このキャラクターを通じて自らも結婚について再考するきっかけを得たと述べた。
チョ・スミンの結婚観と人生の価値観
チョ・スミンは自身の結婚観について「親が20歳で出会い、28歳で結婚して36歳で私を産んだ。その姿を見て結婚したいと思っていた」と話す一方で、ハナとは異なる結婚観を持ちながらも、ドラマを通じて責任感の重要性を再認識したと語った。
さらに「結婚は自分のパートナーが永遠の味方であると感じられる人としたい」とし、理想的な結婚相手については「互いの仕事を尊重できる人がいい」と述べた。また、撮影中にウェディングドレスを着用した際には、その大変さに驚き、「結婚がいかに大変なものか実感した」と振り返った。
ドラマを通して伝えたいメッセージ
ドラマでは「結婚」や「非婚主義」がテーマとして扱われたが、単なるロマンチックな要素にとどまらず、結婚に伴う責任感や心構えを問いかける内容となっている。チョ・スミンは「結婚するかしないかではなく、どのような心構えで人生を生きるかが重要」と話し、視聴者に結婚の在り方を考える機会を提供したいとの思いを述べた。
また、ドラマの演出についても言及し、「ハナが非婚主義から心を開く過程を急展開に見せないよう注意し、表情や行動で徐々に変化を表現することに努めた」と説明した。
今後の活動と意気込み
チョ・スミンは2025年に向けた活動について、「『結婚してYOU』では愛らしく温かいキャラクターを演じたが、次回作では新たなキャラクターを見せたい」と意気込みを語った。また、YouTubeなど多様なプラットフォームで自身の活動を広げる計画も明かした。
『結婚してYOU』は結婚や人生の選択について深く問いかける作品であり、チョ・スミンにとっても大きな学びの場となった。彼女の今後の活躍と次なる作品への期待が高まっている。
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