輝き続ける女優キム・ボヨン――50年の軌跡と挑戦
女優キム・ボヨン、70年代のスターから現在までの軌跡と挑戦
2024年12月15日放送のTV朝鮮の番組『食客ホ・ヨンマンの白飯紀行』では、女優キム・ボヨンが出演し、彼女の輝かしい過去や現在の活動、さらに強烈な印象を残したドラマでの演技秘話が語られた。
ハイティーンスターから実力派俳優へ
キム・ボヨンは、1970年代にハイティーンスター(ティーンエイジャーの世代で活躍したスター)として脚光を浴び、ドラマや歌手活動で多くの人気を集めた。彼女は高校在学中に放送局のオーディションを受け、1976年にMBCの公開採用8期生としてデビュー。その後、美しい容姿と優れた演技力で世間の注目を浴び、現在も50年にわたるキャリアを築いている。
過去には、ドラマ出演をきっかけに歌手デビューも果たし、ヒット曲『思春期』は音楽チャートで5週連続1位を記録した。このエピソードについて彼女は、「当時、ドラマ出演者が番組の宣伝のために歌を披露することがよくあり、先輩の故キム・ジャオクさんに『歌が上手い』と推薦されたのがきっかけで歌手デビューに繋がった」と語った。さらに、番組中でライブで歌声を披露し、錆びついていない実力を見せつけた。
『結婚作詞 離婚作曲』での挑戦
キム・ボヨンは、2021年に話題を呼んだドラマ『結婚作詞 離婚作曲』で演じた「ドンミ」役についても詳しく語った。この役では、病院長と結婚し彼を死に追いやる冷酷な女性や、息子役のイ・テゴンに恋心を抱く母親を演じた。視聴者からは賛否両論が寄せられたが、彼女は「このキャラクターを憎まれないように演じるため、目線や動作など細部にまでこだわった」と明かした。また、ドラマ内の衝撃的なシーンについて「この役はメロドラマとスリラーが混ざっていて、とても挑戦的だった。しっかり演じ切ろうと決意した」と述べた。
現在の活動とグルメ探訪
番組ではキム・ボヨンがホ・ヨンマンと共に、韓国・江原道洪川の冬の名物料理を堪能する様子も放送され、地元産の大豆で作った柔らかい豆腐料理や、名物のシレギ(干し大根の葉)を使った明太煮込み、炭火で焼いた鶏カルビを楽しんだ。特に、地元特製の「味噌だれ」を使った料理には感嘆の声を上げていた。
これからの展望
キム・ボヨンは、デビューから半世紀を迎える現在もその美しさと演技力を維持しており、女優としての挑戦を続けている。今回の出演では、彼女の過去のスター性や現在の活動への情熱を垣間見ることができた。番組内で語られた彼女のエピソードや披露された歌声は、視聴者に強い印象を残した。
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